与えられた文字列が、MacOSのファイルタイプやクリエータタイプの書式に合致しているかどうか確認するためのOSAXです。タイプの書き換えを行うスクリプトを組むときなどに利用できます。
最新情報
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ネットワーク上のボリュームをマウントするためのOSAX集です。2つのOSAXからなります。サンプルスクリプトや、それぞれのソースコードも添付されており、開発者にとって役に立つパッケージです。MountVol
ボリュームをマウントするためのOSAXです。ボリューム、サーバ、ゾーンの他、ユーザ、パスワードも指定できます。Lookup
ネットワーク上のオブジェクトを返します。
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シリアルポートをAppleScriptで扱うためのOSAXです。サンプルスクリプトやマニュアルが充実しており、ビットデータを扱うためのOSAX「Bits & Bytes」が同梱されています。シリアル経由のデータ転送を自由に行うことができるため、計測機器などのコントロールが可能になります。
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ファイルまたはフォルダの可視 (visible)・不可視 (invisible) を切り替えるためのOSAXです。Finderからこの操作を行うことはできませんので、visibleを変更したいときにはこのOSAXを用いる必要があります。
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ファイルやフォルダを検索するためのOSAXです。書式は以下の通り。Find File {vRefNum, "SearchString", [FileAttributes], [LoDateSecs, HiDateSecs]}
-- 結果は該当ファイルまたはフォルダのフルパス名のリストパラメータはvRefNumと探す文字列が必須です。ボリュームを表すvRefNumは「VolInfo」で取得できますが、これはAppleScriptになじまない書式ですね。最低でもボリューム名で検索できるようにして欲しいところです。
しかし、そんな不便をおしても使いたくなるほど、検索スピードは高速です。検索ユーティリティの「UltraFind」でも同様の結果が得られますが、スクリプトとの相性は当然ながらこちらの方が良好。まあ、専用だからあたりまえかもしれませんが。
検索条件は「文字列、ファイルand/orフォルダ、作成日」のみとシンプルで、設定方法にはかなり癖があります。多少なりとスクリプト以外の知識が要求される、ちょっと特殊なOSAXだという印象でした。
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ボリューム番号から、ボリューム名・vRefNum・空き容量を得るためのOSAXです。「Find File」osaxはパラメータとしてvRefNumを必要とするので、あらかじめこのOSAXでその値を取得しておかなければなりません。
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システムなどに関するOSAX集です。以下の8つのOSAXからなります。Choose Files & Folders
標準的なファイルおよびフォルダー選択の他、複数のファイルやフォルダーを選択するダイアログも用意されています。またデフォルトフォルダを取得したり設定したりできます。File IO
ファイルやフォルダを作成したり、移動、削除を行ったりするためのOSAX。Gestalt
ゲシュタルト情報を得る。List Screens
接続されているモニタをリストアップ。Processes
動作中のアプリケーションを操作。Regular Expressions
Expressionをスクリプト内で扱えるようにするためのOSAX。Shutdown
Macintoshをシステム終了または再起動。Speech
Apple Speech Managerを利用可能。
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Finderに関する、以下の4つのOSAXから成るOSAX集です。Choose Files
複数のファイルを同時に選択することができます。Choose Folder
標準の「フォルダを選ぶ」と同じです。Choose From List
与えたリストをダイアログで選択するためのOSAXです。RunningApps
Finderで取得できる「name of every process」と同様、現在動作中のアプリケーション名のリストを得ます。
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ファイルやフォルダを検索するためのOSAXです。様々なオプションを付けられるため、非常に効率の良い検索が実現できます。構文は以下の通りです。
find document [name "name"] - searches for document containing "name"
[of type "type"] - by file type "type"
[of creator "xyxy"] - by creator type "xyxy"
[at date "10 april 1993"] - by modification date (day)
[from date "xxxx"] - from date
[before date "xxxx"] - to date
[reply n ( n <= 150) ] - number of hits (default: 1)
[in disk "disk name"] - on disk "disk name" (default: startup disk)
似たような機能を持つものに「Find File」がありますが、Find Documentの方が数段便利です。スクリプトで検索をする人には必須のOSAXでしょう。検索速度は比較的高速で、専用のユーティリティーに引けを取りません。
v1.4ではPPCでも正常に動作しますし、replyで指定できるヒット数が100から150に拡張されています。しかしnameを指定しようとすると勝手にVolume Nameに変更されてしまうといった不具合はまだ改善されていないようです。ドキュメントはフランス語のみですが、ある程度スクリプティングに慣れた人なら別に読まなくてもなんとかなるでしょう。
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