2002.12.21(Sat) @ TIサーキット英田


  1. 準備、サーキット到着まで、そして今回の抱負

     今回も、前回と同じくASCの走行会に参加した。今回も前回の友人&その彼女が一緒に参加してくれた。有り難いことだ。また同じ走行会に前の職場の同僚(シビックR乗り)が参加。NA同士で熱い闘いが繰り広げられそうな予感がする…

     さて、今回のモディファイについて。ちょっと長文だ (^ ^;

     前回の走行会で温度管理が破綻してしまったのだが、その後徐々にエンジンの不調が進行し、結局10月の時点でエンジンO/Hが必要になってしまった。やっぱりエンジンにダメージが生じていたらしい。エンジンを分解してみたところピストンのタナ落ちなどはなく、目視では特に異常なさそうだったが… せっかくだからこの機会にと、近所のショップで圧縮比、カム、ECUを変更し、エアフロレスにしてみた。またオイルクーラーとブレーキ系の変更も同時に行った。変更点は下記の通り。

    • エンジンO/H及び各種加工(戸田レーシング)
    • ハイカム・ハイコンプ化(TOMEI及びNISSAN純正 : リフト12.5mm, 作用角270°, 圧縮比12.5:1)
    • 大径スロットル化及びソリッドピボット化(TOMEI及びNISSAN純正)
    • ECU現車合わせとエアフロレス化(HKS FconV PRO)
    • スパークプラグ変更(HKS R40i)
    • オイルクーラー増設(HKS R type)
    • エアインテークとバッテリーの位置を交換
    • スポーツ触媒化(ナイトメタリット)
    • テンションロッドバー装着(CUSCO)
    • ブレーキローター変更(projectμ SCR-PRO & SCR)
    • 回転計増設(Defi-Link)
    • オイル変更(MOTUL 10W-40)


     出力的にはせいぜい200〜220ps程度かな。ノーマルから60psアップがいいところだろう。ポン付けタービンならほぼ同じ費用で300psは出せるし、そちらにも心魅かれてたんだけど… 結局NAチューンを選択。やっぱりターボよりNAのフィールを大事にしたかったし、一度本格的なNAチューンをやってみたかったし。NAチューンの内容としては4連スロットル化も検討したけど、これは街乗りにも使うことを考えるとメリットが少ない。それなら同じD-ジェトロでも大径シングルスロットルでいこうと決定。後は圧縮比を12.5に設定して、カムはハイリフトにして… 結果として今の仕様に落ち着いた。ECUについてはノーマル書き換えも検討したけど、エアフロレスを視野に入れるとちょっと厳しい。それにS15specSのノウハウを持つショップはほとんどない。結局フルコンで現車合わせすることに。もうフルチューンだね、これは。

     ドライビングフィールは、これぞNA。まさしくNA。以前はVTECを羨ましいと感じたこともあったけど、もうそんな思いはない。低回転から8000rpmまで続く滑らかな加速感。アクセルを踏んだ瞬間に加速する鋭いピックアップ。最大出力こそターボ車に劣るが、トータルバランスではブーストアップのS15Rにも負けないレベルだ。アイドリングが1200rpmと高くてラフなこと、冷間からの始動でまれにストールすること、アクセルのオンオフが少しぎくしゃくすることなど欠点もないわけじゃないけど、それを補って余りある素晴らしい仕上がり。ほんとに、これぞNAだね。近所にいいショップがあって良かった… ロードスターとRX-7専門のショップなんだけど(爆)

     純正の回転計が7500rpm以上で誤動作することが分かったため、しかたなくDefiの回転計を追加。個人的には純正のほうが気に入ってたんだけどね。回転計に付属するシフトランプを付けたため、これまで使っていたpivotのシフトランプはお役御免となった。少し寂しい。

     エンジンモディファイに伴い、使用するプラグ及びオイルも変更。空燃比が適正化されたことによりエンジンの発熱量が減少することを見越して、プラグの熱価をNGK10番相当から8番相当に落とした。またピストンとシリンダーのクリアランスが増大したため、オイルは少し硬めのものを使用することにした。これらは、今後のサーキット走行でさらにセッティングを煮詰めていく予定だ。

     エンジン出力の増大に伴い、ブレーキ機構にも変更を加えた。フロント・リアともローターをprojectμ製に変更。これにより、特にフロントブレーキの冷却性能と耐クラック性が向上するはず。ノーマルエンジンの状態でも、すでにS15R純正フロントローターには多数の微小なクラックが入っていたから危なっかしくて。SCR-PROはかなり高価だが、耐久性がノーマルの2倍以上になるはずなのでそれほど割高感はない。…すぐ減らないでほしいぞ。

     また、同様にオイルクーラーも今回増設した。遅きに失した感もあるが… (^ ^; 製品はHKSのRタイプ(フィルター位置変更型)で、ラジエター前に設置するもの。最初は右フェンダー内に装着するタイプを考えていたのだが、ショップとの連絡がいい加減だったため、いつの間にかこれになっていた。まあ、冷却性能の点で若干フェンダー内タイプより劣るものの、クラッシュ時のオイルライン破損やエアパイピングの自由度の向上が見込まれるので、まあいいかな。どうしても気になるなら、また場所を変えることにしよう。

     エンジンモディファイのついでに、リアアッパーアームを新品に交換。これでリアのキャンバーが自由に変更できるようになった。また車検時のトラブルで破損したフロントロアアームも新調。これはなんの変わりもないが… まあ、新品だからちょっと気分がいいかな (^ ^; また購入したまま放置していたテンションロッドバーも装着。オイルクーラー設置により若干フロントへビーになったにも関わらず、以前より回頭性が改善した。曲がり過ぎかも。

     今回の目標は、とりあえず新しいエンジンの性能を確かめ、水温・油温が問題ないか確認すること。プラグ及びエンジンオイルの適合を検証をすること。そしてブレーキ機構に問題ないかどうか確認すること。

  2. サーキット走行 : 1枠目

    • 天候 : 気温 30℃, ドライ
    • アライメント : F TOE IN 0mm, F CAM -3.0°, R TOE IN 1.0mm, R CAM -3.0°
    • 減衰力 : F 5/30, R 5/30


     

    • タイヤ空気圧 : F kPa, R kPa
    • メーター(ピーク値) : 水温 ℃, 油温 ℃
    • ベストラップ :


     

  3. サーキット走行 : 2枠目

    • 天候 : 気温 32℃, ドライ
    • アライメント : F TOE IN 0mm, F CAM -3.0°, R TOE IN 1.0mm, R CAM -3.0°
    • 減衰力 : F 5/30, R 5/30


     

    • タイヤ空気圧 : F kPa, R kPa
    • メーター(ピーク値) : 水温 ℃, 油温 ℃
    • ベストラップ :


     

  4. サーキット走行 : 3枠目(模擬レース)

    • 天候 : 気温 30℃, ドライ
    • アライメント : F TOE IN 0mm, F CAM -3.0°, R TOE IN 1.0mm, R CAM -3.0°
    • 減衰力 : F 5/30, R 5/30


     

    • タイヤ空気圧 : F kPa, R kPa
    • メーター(ピーク値) : 水温 ℃, 油温 ℃
    • ベストラップ :


     


  5. 今回の感想・収穫、そして次回の抱負

     


  6. 今回の失敗等

     


  7. 追補 : 今回のサーキット走行のメモ


     


  8. その他

     

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