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Derived from: none
Declared in: be/media/MediaFiles.h
Library: libmedia.so
Allocation: Constructor only
Media Kitによって提供される特徴のひとつに、(例えば音声や画像ファイルなど)メディアファイルを名前の付けられた要素(element)に割り当てる能力があります。この要素は、ユーザが設定した音声と画像のオプションを見つけるために使用できます。
技術的には、Media Kitは音声やビットマップ画像をイベントとシステム属性に割り当てる能力を提供し、これによってBeOSコンピュータのユーザインターフェイスの外見と挙動が設定できます。
メディアファイルレジストリのそれぞれのentryは、3つの要素、即ちtype、item name及びentry_refから構成されています。typeは、entryが表現するメディアデータのタイプです。例えば、これは"sound"や"bitmap"となります。item nameは、"Startup"や"desktop"といったレジストリに存在するentryの実際の名前です。entry_refは、特定のentryに割り当てられているファイルを示します。
アプリケーションは、BMediaFilesオブジェクトのインスタンスを作成し、その後に特定のレジストリのentryに割り当てられるファイルがどれか探し出すために、GetRefFor()を使用することができます。例えば、もしアプリケーションがデスクトップイメージファイルにアクセスする必要があるなら、これについて下記の情報を得ることができます。
entry_ref ref; if (GetRefFor("bitmap", "desktop image", &ref) == B_OK) { /* have your way with the desktop image file */ }
ユーザは「Sounds」初期設定アプリケーションを使って、サウンドファイルをシステムビープや起動音などのイベントに割り当てます。イベントはそれぞれ"Beep"や"Startup"と名付けられています。beep()関数は常に、ビープ音に対して割り当てられた音声なら何でも再生します。
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コンストラクタです。
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デストラクタです。
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outTypeに、次のメディアタイプを返します。これらのタイプは、"sound"と"bitmap"の様なものを含みます。
(訳注 : これは次のGetNextType()の説明と全く同じです。)
(訳注 : おそらく間違いと思われます。)
RETURN CODES
B_OK. エラーなし。
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outTypeに、次のメディアタイプを返します。これらのタイプは、"sound"と"bitmap"の様なものを含みます。
RETURN CODES
B_OK. エラーなし。
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GetRefFor()は、指定されたタイプとアイテムのペアを割り当てられたメディアファイルへのentry_refを返します。例えば、もしシステム起動音として割り当てられている音声ファイルを検索したいなら、typeに"sound"を、itemに"startup sound"を指定して下さい。
SetRefFor()は、指定されたtype/itemのペアに使用されるファイルを、entry_refによってセットします。
RemoveRefFor()は、与えられたtype/itemのペアから指定されたファイルを削除します。
RETURN CODES
B_OK. エラーなし。
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指定されたメディアタイプについてのentry_refのリストを巻き戻します。これによって、リストの最初からスキャンを開始することができます。
RETURN CODES
B_OK. エラーなし。
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entry全体をメディアファイルデータベースから削除します。entryからentry_refを削除するRemoveRefFor()とは異なり、この関数は実際にentry全体を削除します。
RETURN CODES
B_OK. エラーなし。
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メディアタイプのリストを最初まで巻き戻します。もしBMediaFilesオブジェクトを使用しており、再度メディアタイプのリストの最初からスキャンしたくなったら、この関数を呼び出して下さい。
RETURN CODES
B_OK. エラーなし。
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