スクリプトの中断

1997.7.15


 スクリプトを途中で終了する方法について述べます。

 やることそのものは非常に単純です。スクリプトを中断したい部分に、

  error number -128

 と書き込むだけ。これだけで確実にスクリプトを終了できます。Tipとしては拍子抜けするくらい簡単でしょう?

 この命令の意味ですが、見ての通り、エラーを自分自身で発生させています。ちなみにエラー番号-128は「User Canceled.(利用者によりキャンセルされました)」を表しており、AppleScriptのダイアログで「キャンセル」ボタンをクリックした時や、スクリプト実行中にコマンド+ピリオドを押下した時などに発生するエラーです。

 エラー命令はあまり使われませんが、ライブラリ的に使用するサブルーチンの内部エラーをこの命令で行えば、デバッグが容易になるかもしれません。

 ともあれ、これで自由にスクリプトを中断できますね (^ ^)


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