Styleは、AppleScriptに完全対応した数少ないエディタのうちの一つです。他にもAppleScript対応のものは存在しますが、ほとんどの場合部分的な対応にとどまっている中で、ScriptableだけでなくRecordableにまで対応しているのは特筆すべきでしょう。AppleScriptのパッケージには、最初「スクリプティング対応エディタ」というRecordableなエディタが付属していたのですが、これはすでに添付が打ち切られてしまいました。このエディタに代わるものは、今のところこのStyleしかありません。
Styleは、スクリプトメニューからスクリプトを実行することができます。このため、ユーザーはStyleに独自の拡張を施すことができるのです。サンプルスクリプトも付属しているので、自作のスクリプトを書くのはそれほど難しくないでしょう。
Styleが扱えるデータは、テキスト(フォント・スタイル・カラー付)とアイコンです。扱えるデータの大きさはメモリの許す範囲で制限がないので、ファイルなどを扱うときに気が楽です。
とりあえず、AppleScriptを使いこなすなら、必ず手に入れて欲しいソフトウェアですね。
Version 1.4.1との主な違いは、スクリプトメニューが階層化できるようになったことと、Userland Frontierの「Frontier menu sharing protocol」に対応したことです。また68KMacでClaris XTNDを使用したときにフリーズするバグが修正されています。
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言わずと知れた定番エディタの一つです。スクリプト対応とは言っても現状ではスクリプトから操作できる内容は限られていますので、大して活用できません。しかし今後バージョンが上がるにつれ対応する範囲が広がる可能性もあるので、一応載せておきます。尚、98.4.26現在、v1.64のalpha版が公開されています。AppleScriptに関する改善点はないようですが、やっとPPCにNative対応するなど、久しぶりのバージョンアップに期待しています。なにせ著者のメインエディタですから。
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定番エディタのひとつ、Jeditがv2以降スクリプティングに対応しました。日本語スクリプティングにも対応しているため、日本語表現形式ユーザには便利だと思います。AppleScriptへの対応はなかなかのものらしく、専用のスクリプトもいくつか公開されています。私(Karino)自身は、相変わらずフリーウェア版のv1.0.8を使用しているので、どの程度使えるのか確認できませんけれども。
v2以降はシェアウェアとなったため、使用する際には料金を支払う必要があります。
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このソフトウェアは、1文字ごとのスタイル設定、漢字、改行コードの自動変換、AppleScriptによるコントール、カスタマイズなどの機能を持ったシンプルな?テキストエディタです。階層化されたスクリプトメニューを持っており、様々な機能を付加することができます。特筆すべきなのは、AppleScriptの簡易編集機能です。現バージョンではまだ完全な形ではありませんが、これからに期待が持てます。
他にAppleScript関連の特徴としては、日本語表現形式に対応していることがあげられます。日本語でスクリプティングをしている人にとっては朗報でしょう。
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多機能・他言語対応ワードプロセッサです。ver5.0ではOpenDocのコンテナアプリケーションになりました(PPC版のみ)。HTML書類の編集もできます。最新の技術にすばやく対応するのが信条なのでしょう。しかし、AppleScriptへの対応という点では完全に立ち後れています。現在「DoScript」のみサポート。内蔵マクロのコントロールを主体としたスクリプティングに留まっています。
はやく完全対応して欲しいですね。
最新情報
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日本語・英語の両表現形式に対応した日本語ワープロソフトです。Text suiteをサポート。全ての動作をスクリプティングできるというわけではありませんが、現在このソフトを使用しているユーザなら他のツールとの併用でさらに便利にできると思います。
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