日本語表現形式
attribute [ ,attribute ... および attribute ] を考慮し〜
[ attribute [ ,attribute ... および attribute ]〜
を無視し ] て [ 以下を行う ]
[ statement ] ...
以上
英語表現形式
considering attribute [ ,attribute ... and attribute ]
[ statement ] ...
end [ ignoring ]
[ but ignoring attribute [, attribute ... and attribute ] ]
・大文字小文字 ( case )
・空白 ( white space )
・濁点 ( diacriticals )
・ハイフン ( hyphens )
・句読点 ( punctuation )
・応答 ( application responses )解説)
application responsesをignoringすると、スクリプトは目的のアプリケーションに命令を出した後、相手の返事を待たずに次の動作に移ります。これは複数のアプリケーションを同時に作業させたり、それ以降の命令がそのアプリケーションにとって全く関係のないものの場合に(つまり命令の時間的な整合性が必要ない場合に)用いられます。例えばファイルのダウンロードをFTPプログラムに命令するとします。
もしダウンロードされたファイルに対して処理を行う場合は、返答を待ってから作業を再開しなければなりません。そうしなければダウンロードがいつ終了したかをスクリプトは理解できないからです。
しかし、複数のファイルを同時にダウンロードしたい場合や、単にダウンロードを開始する事だけがスクリプトの仕事だという場合は、アプリケーションからの返答を待たずに次の動作に移った方が効率がいいはずです。そんな時、このattributeをignoringします。
その他のattributeの機能については、「定義済みの変数」を参照して下さい。
Examples
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大文字小文字を考慮して
considering case
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大文字小文字および濁点を考慮し空白を無視して
considering case and diacriticals but ignoring white space
“A”が“b”より前
以上
"A" comes before "b"
end considering
“A”が“b”より前
以上
"A" comes before "b"
end considering