BeOS雑記(旧)
 ここには、古いBeOS雑記を置いてあります。


久しぶりのprogramming 1999.6.21

 2ヵ月ぶりにKEditのコードをいじってみました。NetPositiveを使って現在変集中のHTMLファイルの出来栄えを確認する、という部分を改良。MuTerminalのソースを参考にさせて頂きました。スクリプティングって便利ですねぇ。…欲をいえば、BeOSにもMacOSのAppleScriptに相当するスクリプト言語が欲しいところですが。

 そうそう、CannaIMですが、「拡張」で単語登録を選択して、単語の入力時にスペースキーを叩いたり、記号を入力したりするとinput_serverが落ちますね。server自体はすぐ復帰するので問題ないですが、使用中のTextViewでインライン変換できなくなるのはちょっと不便かな。ドキュメントを開き直せばすむ事ですけど。

 関係ありませんが、村井さんのページの雑記帳にあった「好きなエンディング」、かなり共感を覚えました (^ ^;
 機甲創世記モスピーダに関しては、エンディングはもちろん、オープニングもかなり好きでしたね。アニメソングの充実したカラオケには大抵収録されているので、今も親しい友人とカラオケにいくと時々歌ったりしています。「蒼いナイフに〜♪」なんてね。

 そういえば、先日1年目の同僚と「ムテキング」(前おきを忘れた)の話題で盛り上がってしまいました。話の内容はみんなほとんど覚えてないんだけど、キメのシーンと主題歌だけはよく覚えてるんですよね。「と〜びだせヒーロー、ひ〜かりのローラー♪」…今度カラオケで歌おうかな。

 それにしても、なぜかみんな「未来警察ウラシマン」は知らない… なぜだ… 個人的にはかなりの名作だと思っているんだけど… 「ネ・オ・トキオ、奇跡という名のパラダイス♪」 やっぱりスティンガーウルフの隊長がいいよね、渋くて。

 アニメの話になると長くなるし、この辺で終ります…

  得意な歌が「愛をとりもどせ!」のkarinoでした(爆)



kanBe for PPC! 1999.6.4

 やっとPPC版登場!ということで、「CannaIM for PPC」を使ってみました。いやぁ、やっぱり使いやすいですね。BeOSでの日本語入力が快適になりました。今のところ特に動作の不具合は見当たりませんし、インストール方法や操作パレットの使い方も分かりやすいです。
 河村さんと村井さんには、ほんと、感謝してます。



? なんかおかしい 1999.1.28

 どうも最近BeOSで音が鳴らなくて困ってたんですが、システムの再インストールを含め色々試してみた結果、実はMALLOC_DEBUGオプションをオンにすると音が出なくなる、ということが判明。これって周知の問題なんでしょうかね。かなり焦ってしまいました。



自分の作りたいアプリケーション 1999.1.28

 最近、仕事が忙しいせいで自分が将来作りたいと思っていたアプリケーションのことを忘れそうなものだから、とりあえずここに書いておくことにしました。もちろん、これは今の時点で作りたいものであって、今後どう変遷するかは分からないのですが。

1. Input Method
 多機能化する現在のIMのアンチテーゼとして、単文節変換かそれに準ずるIMを作ろうと思っています。単文節変換専用にすることで、連文節変換用のIMでは実現できない入力支援が色々出来るんじゃないかと考えています。
 問題は… 単語辞書をどうするかですね。

2. 楽譜作成ソフト
 文書やウェブページの図版として使用する単純な楽譜画像を、手軽に作成するアプリケーションがほしいと思っています。MacOSには楽譜作成ソフトがいくつかありますが、どれも極めて鈍重で、しかも高価ですね。私はFinaleを使っていますが、スコア制作をするための機能は豊富でも、単純な譜例を描くための機能は皆無です。
 私が作るとすれば、EPSやPDF等で保存できるページものの楽譜作成ソフトでしょうね。

3. realtime sound effectors
 やっとBeOSらしいものが出てきましたが (^ ^; audioのstreamにリアルタイムに音響効果をかけるモジュールを作ってみたいと思っています。delay、reverb、enhancer等が作ってみたいですね。… その頃にはとっくに誰か作っているような気もしますが。
 本当はDAT等で録音したaudio dataを軽快に編集できるアプリケーションが欲しいのですが、多分アプリケーション本体を作るのは無理でしょうから、エフェクタだけにしておきます (^ ^;

4. directory syncronizer
 複数のディレクトリの内容をシンクロさせるアプリケーションが欲しいと思ってます。で、これについては今サンプルを製作中。ファイルのコピーにいくつか問題が見つかってますけど、まぁ追々直していきます。

5. KEdit
 正規表現検索とadd-on機能を付けて、スクリプティングに対応して、キーアサインのユーザ定義を可能にしたら、正式版としてリリースしたいなと思ってます。まぁ、正式版といってもフリーウェアでソース公開のスタンスは変わらないのですが。

 まぁ、今のところこの程度ですね。…一つくらいきちんと実現したいものです。



KEditのIntel対応について 1998.4.12

 KEditのIntel対応をどうするつもりなのか、という問い合わせが増えてきたので、とりあえずその回答を書いておきます。

 私はDOS/Vマシンを持っていませんので、Intel版のKEditを自力で作成することは出来ません。最初はPPC上でクロスコンパイラを使ってIntel版をリリースする予定だったのですが、クロスコンパイラの発表が無期限延期になったことから不可能になりました。

 そこで、おそらくIntel版のBeOSを使用できる方にmakeを依頼することになると思います。誰かやってくれませんかね〜 ねぇ、ごろ〜さん? (^ ^;

 しかしまぁ、KEditは次のバージョンからソースコードを一般公開する予定ですので、必要な人がソースを各自でコンパイルする、という形になるかもしれません。…でも、製品版のCodeWarriorを持っているユーザ以外、使えなくなってしまいますね。それはそれで不便かも。

 本当は私がDOS/V環境を入手すれば簡単に解決する話ですが、BeOS Release3がDOS/Vノートで動作しないことがはっきりしたので、とりあえず様子を見ることにしました。(サブノートを購入予定だったもので…) ノートへの対応はRelease4になるんでしょうか。かなり先の話になってしまいますね。

#VAIOでBeOSが動作するなら、迷わず購入するんですけど。

 そうそう、すでに使っている人は御存じでしょうけど、KEditには「kanBe」と「InlineTextView」が必須です。従って、これらのIntel版が登場しない限り、KEditのIntel版を作成しても動作しません。ただ、この二つのソフトはいずれもソースが公開されているので、ユーザが自分で日本語環境を構築することはできるかも。

 あ、表題とは関係ありませんが、KEditのv0.2.7を現在製作中です。これまで場当たり的に機能を拡張してきたせいでプログラムの見通しが悪くなってしまったため、思い切って最初から書き直すことにしました。初期設定も大幅に拡張するため、既存の初期設定とは互換性がなくなります。完成の時期は… 未定です (^ ^; ごめんなさい。





NetPositiveって… 1998.2.18

 KEditに、編集中のファイルをNetPositive(またはデフォルトのブラウザ)で開く機能を付けてみました。KEditでHTMLを編集している最中に、その結果をブラウザで確認できると便利だからです。

 ところが… NetPositiveは現在表示中のファイルをもう一度開く時、新しくウィンドウを作り直してしまいます。つまり、KEditからOpen命令を出すたびに、新たにウィンドウを開いてしまうわけです。これは不便ですねぇ。

 MacOS版のNetscape Navigatorなどでは、ファイルを開くときは最前面のウィンドウの中身を書き換えますよね? NetPositiveもこれと同じ仕様であれば、なんの問題もなかったのですが。

 う〜む、いい解決法はないものなんでしょうか。

#ちなみに今はMessengerを使っていますが、execを使った
#場合も全く同じでした。



インライン変換、HTMLエディタ 1997.12.3

 河村さんの「InlineTextView」のお陰で、BeOS上でも日本語のインライン変換が可能になりました。日本語入力が楽になって、本当に助かります。すでにMacOSに比べ全く遜色ないレベルですね。

 ところで、このインライン変換なんですが、ご承知の通り今のところBeOSの標準仕様ではありません。つまり、この機能を実現するのに必要なライブラリは、ユーザが自分で入手してインストールしなければならないのです。これはBeOSに慣れたユーザからすればなんの問題もないことですが、初心者にとってはちょっと辛いことかも知れません。

 そんなわけで、今のところKEditは、インライン変換を実装したバージョンと、kanBeによる日本語入力に対応したバージョンの両方を用意してます。しかし、これはこれで混乱を招きそうですし、作る側としても手間が増えて案外面倒なものです。

 近い将来、KEditはインライン変換版のみになるかも知れません。それは困る、という方は、ぜひ作者までメールして下さい。

 それから、前回の雑記でHTMLエディタを作りたいと書いていますが、結局KEditに統合されることになりそうです。最初は「HTML機能のせいでエディタ本来の機能が使いにくくなったり重くなったりしたら困る」と思っていたのですが、いざ諸機能を取り付けてみたら全然変化がなかったもので… 大した機能はまだつけていませんが、ドラッグ&ドロップによるインライン画像の張り込みやリンクの書き込み、ユーザ定義のタグの追加などをサポートする予定です。

 しかし、BBEditやAlphaのような多機能エディタを目指しているわけではないです。あまりにも肥大しそうなら機能ごとに分割しますので、ご心配なきよう。… 心配する人がいるのかどうか分りませんが。

追補:1997.12.16
 結局誰からも「インライン変換なしのものが必要」というメールをもらわなかったので、今のところインライン変換版だけをアップデートすることにしました。



文字化け 1997.11.26

 BeOSを使っていて困ること。文字コードがUnicode/UTF-8だってことかな。ASCII文字列しか使っていないならいいけど、日本語を使うとなると色々大変です。まあ、これは慣れの問題もありますけどね。

 ここのページ群は今まで全てS-JISに統一していたんですが、フランス語ページの関係でそうもいかなくなってきたので、一応新しく作るページにはMETAタグでコードを指定することにしました。日本語ページはx-sjis、英語ページはx-mac-roman、フランス語ページはUTF-8にそれぞれ指定したので、コンテントタイプに対応したブラウザなら文字化けせずに見られるんじゃないかな、と思います。どんなもんでしょ。(x-の付いているものは、もうしばらくしたら別の指定文字列にするかも…)

 で、最近BeOSで作ってみたいと思っているHTMLエディタについて。最初はS-JISなどを読み込んでJISとして保存できるようなものを考えていたんだけど、いっそこのコンテントタイプを利用してUTF-8のままアップロードするのもいいかも知れないですね。過去のHTMLファイルを編集するのはちょっと手間だけど、もともと文字コードの自動検出はあまりやりたくないんですよ。

 関係ないですが、Be社のウェブページも、このコンテントタイプを指定したほうがいいんじゃないでしょうか。アクセント記号付きの文字が、いつも?になってますけど。(NetPositiveで見られるからいいということなのかな…)


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