新規ファイルの作成

1997.5.19


 AppleScriptで新しいファイルを作る方法について説明します。新たに作成できるファイルは、テキストファイルとスクリプトファイルの2種類です。


テキストファイル

 テキストファイルを作成するには、ファイルの保存場所をtheFolder、ファイル名をtheNameとすると

 set theFile to (open for access file (theFolder as string & theName))
 close access theFile

 とすることで作成できます。つまり存在しないファイルへのアクセスを指定することで、自動的に新たなファイルが作成されるわけです。もちろんすでにその名前のファイルが指定のディレクトリに存在していた場合は、たんにそのファイルを開くだけになります。

 ユーザに保存場所とファイル名を指定させる場合は、「new file」命令を使います。

 set theFile to (new file with prompt "ファイルを保存して下さい。")
 open for access theFile
 close access theFile

 ファイルを入れ換えたい場合は、あらかじめもとのファイルを削除しておくか、そのファイルのEOFを0に指定しておきます。もとのファイルがテキストファイルでない可能性を考えれば、削除しておく方がより確実かもしれません。

 set theFile to (new file with prompt "ファイルを保存" default name "新規ファイル")
 try
   tell application "Finder"
     delete alias (theFile as string)
   end tell
 on error
 end try

または

 set theFile to (new file with prompt "ファイルを保存して下さい。")
 open for access theFile
 set EOF theFile to 0
 close access theFile

 「new file」命令を実行し、すでにあるファイル名を設定しようとすると「入れ換えますか」ダイアログが表示されますが、この命令は実際の入れ換え動作を行いません。したがってこの命令を使用する場合は必ず、この入れ換え動作をスクリプト側で実装する必要があります。


スクリプトファイル

 基本的にテキストファイルの場合と変わりありませんが、使用する命令がちょっと違います。

 store script theScript in theFile replacing yes

 script theScript
   property pValue : 0
 end script

 この例では、スクリプトオブジェクト「theScript」をファイル「theFile」に保存し、もともとあった同名のファイルは削除します。

 ユーザに保存場所とファイル名を指定させる場合は、テキストファイルの場合と同じです。

 set theFile to (new file with prompt "ファイルを保存して下さい。")
 store script theScript in theFile replacing yes

 この場合は必ず入れ換えなければならないので、replacingはyesにしておいて下さい。


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